いわしフライ弁当と、いわしの骨に泣いた少年時代

こんにちは!
今日弁当を作ろうと思ったらあれがなくて衝撃を受けた北摂おやじです。
さて、本日もやってまいりました「おやじの手作り弁当」シリーズ。
こちらが、今日の渾身の一作。
子どもたちのも作ったよ^^
メインは いわしのフライ。
サブには冷凍庫の片隅から発掘したスナップエンドウ、そして「事件」が起きて作った小松菜炒め。事件とは……そう、卵がなかった事件である。爆
【事件簿】卵が…ない!?朝のキッチンに響くおやじの悲鳴
今朝5時30分。眠い目をこすりつつ、冷蔵庫を開けたら…そこにあるはずの卵パックが、空っぽ!
「おいおいマジかよ…あれだけ『卵買ってきて』って書いたメモ、冷蔵庫に貼ってたじゃん!」
急遽野菜室をあさるとしなしなの小松菜が登場
もうすでに葉っぱが黄色!!
急いで救済しなくては~との想いで豚肉と炒めました
本日の主役:いわしのフライ
【材料(3~4人前)】
- いわし 4〜6尾(開いてあると楽)
- 塩 少々
- 小麦粉 適量
- 卵(…があれば)1個
- パン粉 適量
- 揚げ油 適量
- レモン or ソース
【作り方】
いわしはよく洗い、水気を拭き取る。骨が残っていたら、抜く(※重要、後述)。
1. 軽く塩を振り、10分ほど置く。
2. 小麦粉→卵→パン粉の順にまぶす(今回は「卵ない事件」のため、マヨで代用したら意外とイケた)。
3. 中温(170度くらい)の油で、キツネ色になるまで揚げる(片面2〜3分)。
4. 完成!外はカリッと、中はふわっと。骨の恐怖がなければ最高の一品。
【思い出】いわしの骨、のど直撃事件簿
…ここで、いわしといえばどうしても思い出す、あの日のことを語らせてほしい。
小学生のある日、給食に「いわしの梅煮」が登場。
わりと好きだった私は、ガツガツと豪快に食べていた。
そのとき——チクリッ!!
「グホッ…ぐぇ…何か刺さった!!」
慌てて先生に訴えるも、「牛乳を飲んでみなさい」と優しく微笑まれる。
言われた通り牛乳を飲むも…刺さったまま。地味に痛い。給食の後もずっと、喉の奥に何かがいる。
帰宅後、母に訴えたら「お米を丸のみしなさい」と言われ、炊き立てのご飯を無理やりゴックン。
…するとどうだろう、ゴロッとした違和感がスッと消えた。
あれは本当に米の奇跡だった。(注:所説あります)
以降、魚はよく噛むようになった。そして今でも、いわしは特に念入りに骨抜きする。
いわしはうまい。でも骨と卵には注意せよ。
そんなわけで、今日はちょっとした「いわし尽くし」の日。
いわしのフライは、シンプルだけどちゃんと作ればめちゃくちゃ美味しい。
しかも安いし、DHAも豊富。おやじ世代の健康にもピッタリ。
ただし——骨は抜け。卵は買っとけ。
それでは、今日も一日、いい魚を!🐟